【12/13】ユニバーサル農園芸研修会の活動報告(共催)
2014年12月14日 日曜日
12月13日(土)、長岡市「さいわいプラザ」の4階大ホールにおいて、NPO法人日本園芸福祉普及協会の吉長成恭(よしながはるゆき)理事長、園芸福祉士の雙田みどり氏(「園芸福祉かしわざき」代表・「園芸サークルHANAYUKI」代表)をお迎えして、NPO法人UNE(うね)さん主催の『ユニバーサル農園芸研修会』がありました。
この事業については、「園芸福祉にいがた」も共催で開催致しました。
あいにくの天候でしたが、今年度の初級園芸福祉士養成講座の修了者のほか、見附市や上越市からの参加者、また、山形県鶴岡市や宮城県石巻市といった遠方からもご参加をいただきました。その上に、広島市在住の吉長先生の講演は、国内外といった地域や学術上の分野を超えた視点および見解に基づくものであり、まさにグローバルで、有意義かつ楽しい時間でした。
ご講義の中でも、『植物と人間の絆』(著者:チャールズ・A・ルイス/監訳:吉長成恭)の翻訳を通じて、吉長先生が改めて感じたという、園芸福祉活動の原点や普通は気付かずにいる植物の持つ能力や人に対する効果といったお話しは、園芸福祉活動の初心者にとっても分かりやすかったです。
講演後は、雙田みどり氏が講師を務めた「ポマンダーづくり」の実習でした。オレンジにクローブ(チョウジノキの花蕾を乾燥させたもの)という香辛料を刺していくのですが、作業が進むに連れて柑橘系の香りに深みのある香りが立ちこめ、気分も爽快、精神も落ち着き、皆でワイワイ楽しみながらの実習になりました。