カテゴリー:活動報告

幹事会の開催報告

2018年2月3日(土)10:30から11:40まで、新潟市総合福祉会館 4F(407・408)において、2017年度で3回目となる幹事会を開催しました。
出席者は、家老 代表、喜多村 副代表、五十嵐 幹事、権平 幹事、最勝寺 幹事、永嶋 幹事、西脇 幹事、石黒 幹事(事務局)の8人でした。
定時総会については、2018年4月28日(土)に長岡市内での開催予定とすることを決しました。
なお、同日は(家老代表が代表理事を務める)特定非営利活動法人UNEさんの、『福祉・市民体験農園』の開所式が予定されており、そのイベント開催を踏まえての提案となっています。
時間や場所などの詳細については、園芸福祉にいがた事務局と特定非営利活動法人UNEさんとの間で調整し、ご案内することになりました。
総会の議案については、事業計画および収支予算の作成と、役員改選の準備については、園芸福祉にいがた事務局がとりまとめ、次回の幹事会に諮ることになりました。
なお、規約改正案については、事務局提案の「幹事会の専決事項にする」という案と、「三役の専決事項にする」という案があり、継続審議になりました。
次回の幹事会は、総会開催日と同じ日(現時点では2018年4月28日)に開催する予定に決まりました。
 
【文責: 事務局長 石黒俊之】

園芸福祉カフェの特別講演会に参加してきました

2018年2月3日(土)、「園芸福祉にいがた」の新潟市内のグループの一つであるGreencareboxn(グリーンケアボクスン)さんが新潟市総合福祉会館で開催した、園芸福祉カフェ特別講演会に参加してきました。
特別講演会の演題は『TUNAGARUが生み出す 新しい社会の仕組み ~コーディネーターの役割と見えてくる未来のカタチ~』、講師は「谷町空庭」主宰の山内美陽子さんでした。山内さんは、1級造園施工管理技士、六次産業化プランナー(全国)、農業コーディネーター、農の機能発揮アドバイザー(都市農地支援センター)、農福連携支援アドバイザー(兵庫県)、産業振興アドバイザー(高知県)等などで、ご活躍でいらっしゃいます。
ご講演は、いろいろなご経験を経て、人とつながることの素晴らしさ、自分が人をつなげることの充足感を喜びと感じる、そういった「情熱」を感じたお話しでした。
もう一つ、「つないでもらった」人もまた、何かの機会をつくって、同じ様に人と人をつないで欲しいですね。
世代を超えてつながること、次世代におもいを引き継いでいくこと、それが、「未来のカタチ」づくりなのだと思います。
【文責: 石黒俊之】

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2017/6/3園芸福祉市民講座の報告(園芸福祉実習)

連投の最後です(;^ω^)
2017年6月3日(土)に、新潟市総合福祉会館において開催した、園芸福祉市民講座の第二部は、園芸福祉実習として『タッジーマッジー 香りの花束:ミニブーケづくり』をおこないました。
「タッジーマッジー」って、ご存知でしたか?
ハーブなど芳香のある植物を束ねたもので、古来、疫病などを防ぐ魔除けに使われたものだそうで、そこから大切な人に贈る花束「ノーズゲイ」になり、転じて、現在のウェディングブーケになったとのことです。所説あるのかもしれませんが、参考までにS&B食品株式会社さんのハーブエピソードに記事がありましたので、リンクしておきますね。
https://www.sbfoods.co.jp/herbs/back/0206/lesson/episode.html
特定非営利活動法人日本園芸福祉普及協会認定「園芸福祉士」そして特定非営利活動法人 ジャパンハーブソサエティー認定「上級ハーブインストラクター」であり、新潟市西区にある「ハーブランドシーズン」の代表である永嶋 節子さんと、同じく「園芸福祉士」で新潟県「花と緑のアドバイザー」ならびに新潟市「花育マスター」であり、「みどりデザイン研究所」の代表である「ごんらいらあやこ」さんのお二人が講師を務めていただきました。
お二人とも、「園芸福祉にいがた」のメンバーであり役員でもあります。
「香り」の好みは、人それぞれにあると思いますが、それぞれの植物が持つ、小さいな姿の中に秘めた個性の強さには衝撃を覚え、ブーケを仕上げたときの「香り」の調和には感動を抱きました。

そして、受講者それぞれが、これまた個性を活かして仕上げたブーケを、リース(ホワイトボードの左足あたりにありますね)に仕上げたら…(≧◇≦)
※その写真は、後ほど~~
 
こんな活動をしながら、植物と親しむ活動を通じて、仲間づくりや地域づくりをしています。
興味のある方は、こちらもご覧くださいね!
文責: 石黒俊之

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2017/6/3園芸福祉市民講座の報告(基調講演)

 当日は、盛り沢山だったので、かなり長いご報告になります。写真の後にも続きますので、お時間のある方は最後までぜひ!!
2017年6月3日(土)に、新潟市総合福祉会館において、園芸福祉市民講座が開催されました。
開催にあたり、「園芸福祉にいがた」の家老 洋 代表から、「園芸福祉とは何か」について触れた挨拶がありました。
その中で、特定非営利活動法人 日本園芸福祉普及協会の会長であり、東京農業大学の第10代学長でもいらっしゃる、進士 五十八(しんじ いそや)先生が、「経済福祉」よりも「環境福祉」への移行(もしくは回帰)を提唱し、『花や野菜を育てて、みんなで幸せになろう』を合言葉とする「園芸福祉」の理念と活動を啓蒙してこられたことに触れておられました。
 
 
 「経済福祉」と「福祉経済」は前後の単語を入替えたものですが、両者は違います。ざっくりと言えば、「経済福祉」とは「お金の多寡によって幸せの度合いをはかる」ということです。お金は大切です。しかし、多くのお金を得ることだけが本当に幸せなのか考えるべきところが多いのではないでしょうか。
園芸福祉活動をしている意味はどこにあるのか。改めて「いま、なぜ園芸福祉」なのかを考えて、園芸福祉の理念を広げていきたいと思います。
 
今回の園芸福祉市民講座の基調講演は、東京農業大学グリーンアカデミー主任講師で、同大学地球環境学部准教授の、大出 英子(おおいで えいこ)先生(←リンク先は東京農業大学のウェブページ)による『Power of Plants 植物と共にあるしあわせ』でした。
 東京農業大学 グリーンアカデミーは、1970年代から始まったシニアを対象とする農園芸講座(年間講座)であり、現代社会の問題として捉えられている高齢化社会において、生涯学習の重要性という観点から農園芸を取り入れた画期的なものとされており、近県で自然に富んでいるはずの地域から、遠くは四国地方から単身でといった、50歳代から90歳代までのシニアが受講しているそうです。受講者の傾向として、それまでの仕事に対して意識が高いと思われる人が多く、リーダー的存在の人が多くということでした。グリーンアカデミーでは、この43年間で1万人を超える修了生を生んでいるとのことですが、修了生自身が、目的に応じた部会、あるいは、同窓会といったものを組織しているところにも、自身や人生に対する意識の高さをうかがい知れるようです。
先にご紹介した通り、広い地域から受講者が集まっているということから、「都市部だからそういった意識が高いのであって、地方ではそのようなことにはならない」という言い訳は通用しないようです。ただし、「都市部は人口が多いから」あるいは「交通インフラが整っているから」ということは言えるかもしれません。
世代ごとに「植物を育てている人」と「植物を育てていない人」の統計を、例えばDIYといった趣味の統計がありましたが、「趣味」に費やす時間が多い世代は殆どが60歳代であり、そこから高齢あるいは若年となるに従って、減少していく様子が見て取ることができます。
大出先生は、次第にできることが少なくなっていく高齢化とは違い、若年となるに従って植物との関わりが少なくなっていることについて、周囲の環境、特に親の植物との関わりの程度が影響していると考えておられ、現時点でピークを迎えている60歳代から若年層に対する働き掛けがない限り、「植物を育てている人」の割合が減少していくとおっしゃっておられました。
グリーンアカデミーでは、「植物を育てている人」を増やし「育てる環境」を作っていくことを役割としているそうです。
私自身の解釈では、「育てる環境」とは単に場所や施設といったもののことではなく、「植物と触れ合う機会」であると思います。「植物を育てている人」がいないと、「植物と触れ合い機会」が減り、植物に興味を抱く機会も減っていきます。そのことから、自然環境などの周囲の環境変化に意識が向かなくなり、観察力の低下は、物事に対する取組みや、対人関係の築きにも影響を与え、その結果として、独善からの対立、「いじめ」などの人間関係のトラブル、人間関係のストレスから生じた精神疾患、人間関係の希薄さから生じる世代間格差やコミュニティの崩壊、地域社会や地域文化の変化や、外国との戦争などにも至るということではないでしょうか。
大出先生は、「同じ環境を守ることが大切だ」と述べられました。
植物を育てる環境を守るということは、最終的に自分自身につながると思います。従って、環境を守るという『その本当の理由は、一人ひとりの心の中にある』ということなのでしょう。
また、大出先生は「園芸療法」と「園芸福祉」の違いについて、前者は個人のもつ機能に対する効用をもたらすが、後者(「園芸福祉」)は個人のみならず他にも影響を与えて社会に効用をもたらすとおっしゃっておられました。
これからも自信をもって活動していきたいと思います。
当日、聴講した方からは、「枯らすことは、その植物に対する理解を深め、次につなげる糧となるという話が、心に響いた」、「グリーンアカデミーの取り組みに興味を抱いた」、「自分の退職後のための参考になった」という感想があったほか、「駐車場の一部をガーデニングスペースにした」という聴講者に対して大出先生からは「都心では車を所有しない人も多くなってきていることから、駐車場を利用したガーデニングの取り組みが広がっていく可能性がある」といったコメントがありました。
文責: 石黒俊之
『2017/6/3園芸福祉市民講座の報告(園芸福祉実習)』に続く

2017/6/3通常総会の報告

2017年6月3日(土)に、新潟市総合福祉会館において、2017年度通常総会が開催されました。
総会は、家老代表を議長とし、各議案が承認されました。
【決定事項】
第1号議案 2016年度事業報告ならびに収支決算の承認について
事業報告として、総会1回、幹事会2回、初級園芸福祉士養成講座は開催なし、地域活動助成では新発田市の「グリーンフレンズ」の1件、地域活動報告として新発田市内で活動している「グリーンフレンズ」と新潟市アグリケアプログラムに関わっている「グリーンケアボクスン」を紹介しました。
収支決算として、収支決算書の科目の訂正があり、特記事項として、2015年度末での「ゆうちょ銀行」残高を2016年度期首に雑収入として繰り入れたものの会員資格の確認に手落ちがないことと、パソコンや印刷機といった高額な備品の更新に充てる特別積立金が2014年度、2015年度、2016年度の3年間の合計として24万円となっていることが説明されました。
質疑応答は特になく、第1号議案は拍手をもって承認可決されました。
第2号議案 2017年度事業計画ならびに収支予算の承認について
事業計画として、2017年6月3日の通常総会の開催、幹事会として4月15日ならびに6月3日を含めた3回の開催、初級園芸福祉士養成講座の新潟県立植物園での開催(なお、小千谷市内での開催は検討中)、フォローアップ研修会として6月3日の園芸福祉市民講座を充当、視察研修は現時点で予定なしとして説明されました。
収支予算として、新潟市教育ファーム関連のほか、特定積立金について説明がありました。
質疑では、委託事業のうち本会の会計で処理をおこなわないものについての意見があり、当該事案については2017年度いっぱいで本会の会計から切り離すことが決まりました。
第2号議案は拍手をもって承認可決されました。
第3号議案 その他
現在の役員の任期が、2017年度いっぱい(2018年3月末までの事業年度に関する総会終了)までとなっており、改選に支障がないように進める旨の報告があり、また、現在の役員のうち幹事1名の辞任が報告され承認されました。
以上

2017/6/3幹事会の報告

2017年6月3日(土)に、新潟市総合福祉会館において、2017年度2回目の幹事会が開催されました。
議案は、「本日(総会および市民講座)の運営について」、「通常総会の議案について」、「その他」でした。
【決定事項】
①本日の運営について、配布資料にて打合せをおこないました。
②総会の議案について、配布資料にて前回幹事会からの修正箇所を確認しました。
③幹事1名の辞任の申し出について報告しました。

2017/4/15幹事会の報告

2017年4月15日(土)に、長岡市のシティホールプラザ「アオーレ長岡」において、2017年度1回目の幹事会が開催されました。
議案は、「総会の議案について」でした。
【決定事項】
①事務局から2016年度の事業報告(案)と収支決算書(案)の報告がありました。
②総会と合わせて市民講座を開催することになりました。
③初級園芸福祉士養成講座は県立植物園で開催することになりました。また、小千谷市での開催についても検討することになりました。
④2017年度の事業計画(案)と収支予算書(案)について話し合いを行い、検討結果を総会議案とすることになりました。

2017/2/24 幹事会の開催報告

2017年2月24日(金)に、新潟市黒崎市民会館において、本年度2回目となる幹事会が開催されました。
議案は「活動報告および次年度の活動計画について」でした。
自己紹介を兼ねての活動紹介をおこなった後に、「園芸福祉にいがた」としての次年度の活動について話し合いました。
【決定事項】
①次回の幹事会は、2017年4月15日(土)14:30から長岡市のシティホール「アオーレ長岡」の西棟3Fにある、「第3協働ルーム」で開催することに決まりました。その他の詳細については、園芸福祉にいがた事務局で検討し、詳細が確定次第、案内を発送することになりました。
②総会は、2017年6月3日(土)午後から、新潟市内(会場は検討中)において開催する「予定」に決まりました。詳細については新潟地域のグリーンケアボクスンさんに検討をお願いすることに決まりました。
③平成29年度での初級園芸福祉士養成講座の開催について、前向きに話し合うことに決まりました。具体的なご案内については、いましばらくお待ちください。

2016年度通常総会を開催しました。

「園芸福祉にいがた」の 2016年度通常総会を、以下のとおり開催しました。
開催日時: 2016年 5月28日(土) 午前10時20分~午前11時20分 ※開始20分遅れ
開催場所: シティホールプラザ「アオーレ長岡」 (長岡市大手通1丁目4-10)
出 席: 家老洋 代表、 五十嵐隆繁 監事、 石黒俊之 事務局長(幹事・会計)、
岩野信弘 幹事、 喜多村久敏 幹事、 雙田みどり 幹事、 西脇恵美子 幹事、
山田純子 幹事、 権平文子 幹事
オブザーブ出席: 荒木知子さん、 村山洋子さん、 南博之さん
次 第:
1. 代表挨拶
2. 議長選出
3. 議事
第1号議案 2015年度事業報告ならびに収支決算の承認について
第2号議案 役員の改選について
第3号議案 2016年度事業計画ならびに収支予算の承認について
第4号議案 その他
4. 閉会
議事結果:
第1号議案 2015年度事業報告ならびに収支決算の承認について
※事前配布の議案書の修正    事務局長 石黒俊之
(1)2015年度事業報告の「② 幹事会」について、事前配布の議案書では、幹事会の開催を3回としておりましたが、4回の誤りでした。以下を追記します。
開催日時: 2015年10月17日(土) 19:00~20:30
開催会場: 地域活動支援センター ドリームカレッジ (新潟市北区)
 出席者:  6人
 概 要: 地域活動助成金申請について、他。
※【園芸福祉かしわざき】の活動報告についての補足 雙田みどり 幹事
「園芸福祉かしわざき」ではJR柏崎駅前の花壇整備や、ハンギングバスケットによる商店街の緑化活動等をおこなっている。事前配布の議案書では、JR柏崎駅前の活動が年1回のように受け止められるが、実際には年2回おこなっている。
【質疑応答】 なし。
【採決】 承認された。
第2号議案 役員の改選について
※石黒事務局長から、事前配布の議案書に記載した役員候補は20名であったが、見附市の渡辺庄衛さんが辞退されたので残る19名の提案があった。
【質疑応答】
Q. 役員になるにあたって、日本園芸福祉普及協会認定の資格が必要か否か。
A. 本会の会員であること以外の条件はないが、本会の役員は県内各地の代表という意味合いを兼ねているので、園芸福祉活動をおこなっていることが必要条件である。
【採決】 承認された。
第3号議案 2016年度事業計画ならびに収支予算の承認について
※事前配布の議案書の修正    事務局長 石黒俊之
(1)2016年度事業計画の「⑤ 各地域活動」について、「園芸福祉つばめ」の外山奈々子幹事からご報告が届いておりますので、下記の通り追記します。
5月28日(金)「吉田ふれあい広場」にてチューリップの球根掘りのお手伝い
毎月第1土曜日に「吉田ふれあい広場」の草取り
月1回の「畑や かとうふぁーむ」でのボランティア活動
「吉田ふれあい広場」でのイベントへの参加などを検討中
燕市児童研修館「こどもの森」での活動は、現時点で不明
 (2)2016年度収支予算とすべきところを、「2015年度」となっているのは誤りです。
【質疑応答】 割愛
【採決】 承認された。
規約・役員一覧

初級園芸福祉士養成講座(後期講座)

 10月17日(土)、18日(日)の両日、新潟市北区にある特別養護老人ホーム 愛宕の園で「初級園芸福祉士養成講座2015IN 新潟市の後期講座を開催しました。
後期講座は、実践が中心、初日は子どもと高齢者を対象とした坪庭:モデルガーデンづくり、そして2日目は、視覚障害のある高齢者を対象に「花のデコレーションケーキ」と「麻布を使ったコケ玉作り」を指導するロールプレイプログラムを中心に行いました。
 今年初めてのロールプレー、2人一組になり、指導者と指導を受けるアイマスクを付けた視覚障害のある高齢者役に分かれ、花のケーキとコケ玉作りをしました。福祉という観点からの園芸指導、アイマスクをつけただけで、細かい所までしっかり説明したり配慮したりしなければ、思うような作品が出来ない事を肌で学べたロールプレイに皆感心しました。
 受講者は殆どが健常者、社会的弱者(障害者や高齢者そして子ども達)等に対して何かをしてあげたいと願う人が殆どですが、今回アイマスクを付け障害のある高齢者の役を演じたことで、指導や支援を受ける側の気持ちや期待を良く理解することが出来ました。
 この方法を取り入れた実習を広めたいと皆意気込んでいました。

福祉医療機構 社会福祉振興助成事業によって作られました