9月20日(土)に、「園芸福祉じょうえつ」設立記念交流会および視察を開催しました!
設立記念交流会は、「園芸福祉じょうえつ」事務局の景山さんの司会で始まり、「園芸福祉にいがた」代表の家老さんの祝辞、「園芸福祉じょうえつ」代表の保坂さんの挨拶と進みました。
設立記念交流会には、新発田地域から2人、新潟地域から4人、長岡地域から3人、小千谷地域から1人、柏崎地域から1人、そして上越地域から8人(と女の子)が参加しました。それぞれが自己紹介を行い、保坂代表からこの建物についての説明がありました。会場となった旧直江津銀行は、明治期の建築物でありながらも近年まで会社事務所として使用されており、2009年に上越市に譲渡後、2011年から期間限定で一般公開になった場所です。今回、「園芸福祉じょうえつ」のメンバーからの働き掛けによって、上越市行政から利用の許可を頂くことが出来きました。この場をお借りして、「園芸福祉じょうえつ」のメンバーと行政関係者の皆様に御礼申し上げます。
保坂代表のご縁で地元の食材にこだわった「ごっつお」(御馳走)を頂くことが出来ました。手前は、「イトウリ(糸瓜)のペペロンチーノ」(!)、その他にも「キクラゲ、鶏のささみ、シソの酢和え」、「(小振りな)車麩を片栗粉で揚げ餡をかけたもの」、「キノコご飯」など全9品(!!)を堪能しました!
お腹いっぱいになったところで、語り部の人から童話『安寿と厨子王』を聴きました。この直江津には主人公と母が離れ離れになった地ということもあってか「安寿と厨子王の供養塔」があるそうです。子どもの頃に読んだり聞いたりしたお話しですが、「説教節」という語りで聴くのは初めてです。
記念交流会の最後に記念撮影を行いました。
視察先は、上越市丸山新田にある「土の香工房cotocoto」(つちのかこうぼう ことこと)さんと、上越市大日にある障害者就労移行支援事業所の「ワークライフ・ポニーズ」さんです。視察においては、総合福祉サービスを展開しておられる㈱リボーン様から、マイクロバスをお借りさせて頂きました。ありがとうございました!
「土の香工房cotocoto」さんは、「園芸福祉じょうえつ」副代表の早津さんが代表を務める障がい者雇用施設です。敷地内にはポニーとヤギが草を食んでいました。また、上越市が認証している「メイド・イン上越」の製造事業所でもあり、バジル塩麹やカンズリ塩麹のほか、地元食材を乾燥させて栄養分を濃縮させたり長期保存を可能にした商品を製造販売しています。
「ワークライフ・ポニーズ」さんは、「園芸福祉じょうえつ」事務局の景山さんが管理者を務めておられ、隣接する高齢者施設の花壇整備等を行っておられます。
詳しくは、それぞれのホームページでどうぞ。
「土の香工房cotocoto」さん http://cotocoto.biz/
「ワークライフ・ポニーズ」さん http://pony-z.com/